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ドゥ ワ フワ アラー クッリ シャイイン カ
ディール。ラー イラーハ イッラッラーフ ワハ
ダフ。アンジャザ ワァダフ、ワ ナサラ アブダ
フ、ワ ハザマルアハザーバ ワハダフ。
こうして
サファー
の丘から始め、
カアバ
神殿が見
えるところまで上ると
キブラ
の方向
①
を向き、
タウヒ
ード
と
タクビール
の言葉
②
を唱え、言った。『唯一の
アッラー以外に真に崇拝すべきものはなく、かれに
並ぶ何ものもありません。主権はかれに属し讃美も
かれに属します。かれは全てにおいて全能です。唯
一のアッラー以外に真に崇拝すべきものはいません。
かれは約束を履行し、そのしもべを勝利させ、(背信
の)徒党を敗走させました。』
また
マルワ
の丘でも、
サファー
の丘でした通りに
行った。」
①
訳者注:つまりカアバ神殿の方向。
②
訳者注:「タウヒード」の言葉とは「アッラーが唯一であり、かれに
並ぶものは何もない」ということを示す言葉を念唱すること。最も一
般的なのは「ラー イラーハ イッラッラー(アッラー以外に真に崇
拝すべきものはなし)」という言葉。