156
が彼のために
10
回祈願する。」
220
-預言者
(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)
は
言った。「私の墓を
イード
①
としてはならない。私の
ために祈願しなさい。あなた方の祈願はあなた方が
どこにいようと私に届くのであるから。」
221
-預言者
(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)
は
言った。「吝嗇な者とは、私の名を述べた時に私への
祈願をしない者である。」
222
-預言者
(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)
は
言った。「アッラーのもとには私の
ウンマ
②
からの
サ
ラーム
を私に伝える、地上を周遊してまわる天使た
ちがいる。」
223
-預言者
(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)
は
言った。「私に挨拶する者にはアッラーが私に私の魂
を戻し、そして私は彼への挨拶を返すのである。」
①
訳者注:「イード」とは定期的に訪れるところのもの、そして時節的
なものであれ、場所的なものであれ、何かを定期的に行うことを指し
ます。それゆえ預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は人々
が定期的に彼の墓を来訪することを諌めたのであり、本文の後半部分
にもあるように、彼への祈願はどこからでも届くのです。
②
訳者注:預言者ムハンマド(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)の
共同体のこと。